警備員

授業を真剣に受けてたらいつの間にか周りに誰もいなくなっていました。
知り合いが一人もいないという居心地の良さが仇になってしまった!

書き上げたコメントシートは滲んでるし警備員さんに起こされるし何より寒いし!
さすがに虚しくなってトボトボと教室を後にしました。外はもっと寒かった。

気を紛らわしに喫煙所に入ると、僕を起こしてくれた警備員さんが後から入ってきました。
軽い挨拶と起こしてくれたお礼を改めてすると

「冬休みはいつからですか?」

正直聞かれた瞬間は、もしかして学外の人と思われてるのかな…なんて邪推してしまいました。悪いクセだ。
そのくせ、地元はどこだ?年末は帰省するのか?と聞かれると、楽しみにしていたこともあって素直に答えてしまうという。アマい。

その後もなんだかんだで話し続け、彼は自分の一本を吸い終わったところで先に出て行きました。


オサケノミテー!!!


昔からオジサンたちと話すのは得意な方だと思っています。
それは自分の趣味趣向がオジサンっぽいからか、それとも同年代の知人に比べて自分の親父が一回りほど年上だったからか。
親父とはあまり喋ってこなかったので前者なのかもしれません。

でも、喋らないこと、お互いの沈黙を尊重すること…とまで言うと大それた考えのように聞こえますが、相手のペースに合わせるのが得意だったような気もします。
特に目上の人と話す時は自分からはあまり喋らなくなるタイプでした。
向こうから聞かれたことに答えるか向こうが話してくれたことに対して相槌を打つ程度だったような気がします。

今となっては調子に乗っているのか自分からもよく話しますが、最近は信頼してる人以外には例えどんな関係でもプライベートなことは極力話さないようにしています(警備員さんは信頼しちゃったんだな〜)

それは自分を含む人間の口を信頼しきれないというのももちろんありますし、何より黙って何かをやり通す方が僕の中ではカッコイイと思うからです。

こういうことを言うと「昭和臭い」みたいな揶揄が聞こえてきそうですけど、昭和臭い親父の息子だから仕様がないんです。

そんな親父と年明けに飲もうと思っています。
もちろんサシで。
話すことはザックリとしか決めていませんが、お互いそっちの方が落ち着いて話せるんじゃないかな…

そしてダラダラと書いていたら約一年ぶりに実家から仕送りが届きました。
基本的に強がりなんで本当に困った時しか頼まないんですよ。

でも仕送りでもなんでも大事なものは、たま〜にくらいがちょうどいいと思います。